何度でも

私にもかつて多感なお年頃という時代もあったわけで
女子中高生の時には憧れの人もいたし
乙女心もそれなりに・・・

恋心って不思議なもので
相手が身近な人でも、TVのなかのタレントでも
落ち着かなくそわそわするもので
どっちにしても自分が興味を抱かれているわけでもなく
TVのタレントにいたっては私の存在さえも知られていないのに
この人が他の誰かを好きになったらどうしようとか
出先でばったり会ったらどうしようとか
いわれない不安にずっと見舞われ
胸が痛くなったこともあった

っということなんて
最近まですっかり忘れていた
っといか
もうそんなことがあったことも思い出せないままでいたものだが・・・


昨年秋
ねぎぃの下顎扁平上皮癌がみつかり
何も治療をしないと余命2ヶ月だろうと言われた
しかも完治する治療法はなく
患部の切除でしばらくは過ごせるが
再発性の高い病気なので
だいたい一年から一年半で再発して亡くなるという

ねぎぃにどういう治療ができるのか
私が決断しかねていた時は
本当に何も治療をしていない状況だったので
宣告の余命2ヶ月まっしぐらを突き進んでいるようだった
どこに居ても何をしていても
突然いわれない不安に襲われる
『どうしよう』
というワードが頭の中をぐるぐるして
まだ起きてもいないこと
これから起こるとはかぎらないことまでも
次から次に頭の中を駆け巡り
『・・・たらどうしよう』に埋もれ
胸がしめつけられるように痛かった

そんな中ふと
これって恋心に似ている
っと遥か昔の感情とリンクさせて思い起こしたのだ
これまでこんな風にいわれない不安を味わうことなく過ごしてこられた私は
幸せだったのかも
っと、非日常のことが起きてからかみしめる幸せ


不安が募る中
特に感情的になったわけでもないのに突然涙がぽろぽろこぼれたこともあったし
やらずにはいられなくなり
いくら動物の聴覚が優れているとはいえこんな距離で聞こえる訳はないのに
帰りの道、バイクに乗りながら一生懸命ずっとねぎぃの名前を呼んだりもした
想いがとどくかなあーって

そんな自分をどっぷり不安に浸かってから客観的にみて
恋ってこんな感じだった?
っと思ったりして・・・
若かりし頃より少しは成長したんだなあと感じるのは
盲目にはならず、こうして客観視している自分がいること



放射線治療を受け
猫にはあまり効果がみられないとは言われていたが
今年に入るまではゆっくり進んでいたねぎぃの病気
ちょっとづつ腫れがひどくなってはきていたが
こうやって介助しながらもうしばらく一緒にいられれるんじゃないかと思い始めていたら
ここ数週間でぐっと酷くなった
明らかに加速している
また私に不安が襲っては来ているが
今度はいわれないものではない
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by hi-po | 2013-05-19 12:44 | 徒然なるままに・・・ | Comments(0)  

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